
The Letter VOL.3
The Letter
「 レターについて 」
「贈りたくなる、上質」を掲げて
The Letter
「 レターについて 」
「贈りたくなる、上質」を掲げて
AQUASCUTUM デザイナー小島
今、私たちが掲げている「上質」とは、良い素材であるとか、仕立てが美しいといった見た目の価値だけでは語られないところにも存在しています。
例えば、その服がどんな背景から生まれ、どんなストーリーがあるのかを知ること。
糸はどこから来たのか? どこで造られたのか? 新しい着こなしは?
そんな小さなストーリーも楽しめることが、私たちがお洋服を通して伝えられる上質さの一部だと考えています。
柄や色、素材にはすべて理由があり、小さな物語があります。
そしてそれを知ったとき、服は単なる“モノ”ではなく、誰かに語りたくなる存在へと変わってゆく。
「これね、こんな話があるのよ」——そう伝えたくなる気持ちが、服を長く愛し、人へとつないでいくのだと思います。
理解が深まり、装う時間そのものが豊かになる。それこそが、私たちの考える「贈りたくなる、上質」だと考えます。
このレターが、そんな小さなストーリーを手渡すためのものになれば幸いです。
「 ペーパーヤーンについて 1 」
camifine®〈カミファイン〉/ペーパーヤーン は、こうして作られています。

01 漉く(すく)
国内外の管理された森林で採取された木材からつくった原料パルプを使用。
国内の信頼できる製紙工場で、camifine®が目指す特性にふさわしい原料パルプを選び、水で溶き、和紙を漉きます。
シート状にされた和紙はロール状に巻いて保管します。
01 漉く(すく)
国内外の管理された森林で採取された木材からつくった原料パルプを使用。
国内の信頼できる製紙工場で、camifine®が目指す特性にふさわしい原料パルプを選び、水で溶き、和紙を漉きます。
シート状にされた和紙はロール状に巻いて保管します。

02 スリットする
ロール状の和紙を細くスリットします。
このときのスリット幅は極めて細く、繊細な技術が求められます。
02 スリットする
ロール状の和紙を細くスリットします。
このときのスリット幅は極めて細く、繊細な技術が求められます。

03 撚る(よる)
スリットした和紙を糸にするため、撚りをかける工程をふみます。
撚りの強弱により、様々な糸の表情が生まれます。
camifine®では、和紙の特性を活かしつつ、洗濯性などを向上させるため、ポリエステルと一緒に撚り込んでいきます。
03 撚る(よる)
スリットした和紙を糸にするため、撚りをかける工程をふみます。
撚りの強弱により、様々な糸の表情が生まれます。
camifine®では、和紙の特性を活かしつつ、洗濯性などを向上させるため、ポリエステルと一緒に撚り込んでいきます。

04 染める
撚糸後のcamifine®は、生成色をしています。
信頼できる染工場で、有害物質を含まない染料を用いて、目指す色に丁寧に染めていきます。
色の深み、鮮やかな発色性もcamifine®の特徴です。
04 染める
撚糸後のcamifine®は、生成色をしています。
信頼できる染工場で、有害物質を含まない染料を用いて、目指す色に丁寧に染めていきます。
色の深み、鮮やかな発色性もcamifine®の特徴です。
「 ペーパーヤーンについて 2 」

和紙をきわめて細くスリットさせてポリエステルと撚糸しました。
機能性を追求し、改良に改良を重ねた和紙を使用しています。
<通気性>
<吸水速乾性>
<軽さ>
そして家庭での洗濯が可能な
<イージーケア性>
を兼ね備えました。

ペーパーヤーン ITEMS
「 麻素材の話 1 」

麻は紀元前1万年頃にはすでに栽培され、衣服や日用品として長く愛用されてきました。
人々の暮らしとともに歩んできた最古の天然素材のひとつであり、大地から生まれ、大地へ戻る循環性を持っています。
麻にはリネン、ラミー、ヘンプ、ジュートなど約20種類が存在します。
よく聞かれる代表的なものには、大麻(ヘンプ)、苧麻(ラミー/からむし)、亜麻(リネン)、黄麻(ジュート)、マニラ麻(アバカ)などがあります。
なかでも衣料として広く使われるのは、リネンとラミーの2種類です。
日本では綿が広まる以前、衣類から網・袋類まで多くの布製品がヘンプやジュートで作られていたことがわかっています。
庶民の着物として親しまれた一方で、皇族や幕府への献上品にも用いられるなど幅広く使われ、全国には「奈良晒」や「近江ちぢみ」「越後上布」などといった麻を活かした伝統的な織物が今も受け継がれています。
「 麻素材の話 2 」

1:栽培・収穫
麻植物を育て、繊維が十分に成長した段階で茎ごと刈り取ります。
2:皮剥ぎ(繊維の採取)
茎の外皮をはぎ取り、繊維となる部分を取り出します。ラミーは手で皮をむく「苧引き」が必要で、熟練技術が求められます。
3:ひびき・発酵(=レッティング / 浸漬)
繊維を柔らかくし、不要な成分を落とすため、水に浸けて発酵させます。
これにより繊維がほぐれ、糸にできる状態になります。
4: 乾燥・打ちほぐし
発酵後の繊維を乾燥させ、木槌や専用の道具で叩いてほぐします。
硬い繊維が細くしなやかになる重要な工程です。
5:繊維をつなぐ・績む(うむ)
短い繊維を指先でつなぎながら一本の長い糸にしていきます。
特に苧麻(ラミー)は「手績み」が伝統技法として知られ、極めて時間と技術を要します。
6:紡績(糸にする)
績んだ繊維を撚り、強度のある一本の糸に仕上げます。機械紡績もありますが、伝統織物では手績み糸が用いられることも多いです。
1:栽培・収穫
麻植物を育て、繊維が十分に成長した段階で茎ごと刈り取ります。
2:皮剥ぎ(繊維の採取)
茎の外皮をはぎ取り、繊維となる部分を取り出します。ラミーは手で皮をむく「苧引き」が必要で、熟練技術が求められます。
3:ひびき・発酵(=レッティング / 浸漬)
繊維を柔らかくし、不要な成分を落とすため、水に浸けて発酵させます。
これにより繊維がほぐれ、糸にできる状態になります。
4: 乾燥・打ちほぐし
発酵後の繊維を乾燥させ、木槌や専用の道具で叩いてほぐします。
硬い繊維が細くしなやかになる重要な工程です。
5:繊維をつなぐ・績む(うむ)
短い繊維を指先でつなぎながら一本の長い糸にしていきます。
特に苧麻(ラミー)は「手績み」が伝統技法として知られ、極めて時間と技術を要します。
6:紡績(糸にする)
績んだ繊維を撚り、強度のある一本の糸に仕上げます。機械紡績もありますが、伝統織物では手績み糸が用いられることも多いです。
「 麻素材の話 3 」

天然素材の中でも、多彩な機能を備えた麻の魅力をご紹介いたします。
商品デザインとともに、その心地よさをぜひお楽しみ頂けたら幸いです。




麻 ITEMS
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WOMEN
ラミーカノコジャケット
¥75,900 -

WOMEN
ラミーカノコドレス
¥79,200 -

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クラブチェックリネンストール
¥28,600 -

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リネンジャケット
¥71,500 -

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コットンラメMIXホールガーメントニット
¥33,000 -

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シアービッグチェック ノースリーブドレス
¥86,900 -

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【セットアップ対応】メランジオックスジャケット
¥96,800 -

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【セットアップ対応】メランジオックスパンツ
¥42,900
Vol.2とVol.3では素材や生地のお話をお届けいたしました。
デザイナー小島が送る【The Letter】は次回が最後となります。
ぜひお楽しみに。




