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TRENCH COAT

Aquascutumのトレンチコート

1850年代に誕生し、今もなお幅広い世代に愛され続けているアクアスキュータムのトレンチコート。
なぜアクアスキュータムのトレンチコートが選ばれているのか。細部までこだわり抜いたトレンチコートの魅力をご紹介します。




MEN‘S TRENCH COAT

WOMEN‘S TRENCH COAT

ABOUT

アクアスキュータムの名を世界に知らしめた名品中の名品〈トレンチコート〉が最初に作られたのは第一次世界大戦中(1914~1918年)。
当時、アクアスキュータムのトレンチコートは、ロイヤルワラントを授与された唯一のコートでした。
上流階級出身の将校たちの多くはアクアスキュータムでトレンチコートを仕立て戦場に向かいました。
戦場という過酷な状況下で将校の体を雨や風から守り、その後、街の紳士に愛されるコートとなりました。
1920年、世界で最もお洒落な皇太子、プリンス・オブ・ウェールズ、後のウィンザー公からロイヤルワラントを授与され、ファッション界の注目の的となりました。

ICON

1930年、第一次世界大戦で活躍したウール製のトレンチコートのデザインをほぼ変えることなく、コットン製にしたモデルを発表。
それが、KINGSWAYでした。
KINGSWAYは、映画スターに愛され、その地位を不動のものにしていきました。

1976年、創業125周年を記念して発表されたのが、『クラブチェック柄』です。
その頃には、トレンチコートの名声が高まるにつれ似たようなコートが登場したため、一目でアクアスキュータムと分かるチェック柄が必要になりました。
クラブチェックのカラーには意味が込められており、英国の格式高いクラブのブレザーの色を表したネイビー、トレンチコートの代表色であるベージュ、そして素材や生地の質感を大切にする意味が込められたビキューナのブラウンの3色で構成されています。

このように数多くの冒険と発明の物語が、アクアスキュータムの歴史のページに残されましたが、その後もさらにモダナイズされたトレンチコートを提案し続けるために継続的に開発しています。

ロイヤルファミリーに愛され、映画スターに愛され、そして自分の人生よりも輝き続けるトレンチコートをあなたのワードローブにくわえてください。

DEATIL

現在のトレンチコートは、ウール以外の素材も使用されるようになりましたが、スタイルはほぼ当時のまま。
トレンチコートの凝ったディテールは飾りではなく、そもそも戦場で鍛えられたそれぞれのパーツには、機能に基づく理由があります。

ひとつひとつのパーツには、芯地や補強布が付き、その種類は50にも及びます。上質なコートは、見えない部分にこそこだわりが隠れています。
人の手による70の工程があり、約6時間かけて1着が出来上がるのがAquascutumのトレンチコートなのです。

EPAULETTES

軍服の上からコートを着た時に将校の地位を示す肩章を付けました。ほかにも、グローブや双眼鏡のストラップを通し固定する機能を持っていました。

GUN FLAP

第一次世界大戦の際、ライフル銃を撃った時の衝撃から体を守るためのものだったガンフラップ。現在は、形を小さくし、水がコートの中に入ってくるのを防ぎます。

SLEEVE STRAPS

袖口のスリーブストラップは、締めれば風が中に入らないように調節でき、腕を動かしても袖が捲れないように工夫されています。

EXTRA YOKE

背中のヨークは二重構造で雨の浸透を防ぎます。縦に入った3本のステッチがデザインのポイントです。

D RINGS&BELT

第一次世界大戦当時、ナイフや手榴弾、水筒などの装具を下げるために使われたベルトのリング。今では、装飾的な意味もありますが、Dリングがあることでベルトが抜けるのを防ぎます。

FABRIC

1950年代から現在に至るまで、アクアスキュータムは数多くの歴史的、また創造的な素材の開発に貢献しています。
Aquascutumの名前の由来は、ラテン語で「水」を表す “aqua” と、「盾」を表す “scutum”を組み合わせてつけられました。
その名の通り、Aquascutumのトレンチコートは、撥水加工が施されており、まるで魔法のように水が水滴となって浸透を防ぐ素材です。
さらに、トレンチコートの生地は、日本国内で糸を紡ぎ、染め、織り上げられており、世界最高峰の品質を追求しています。
撥水強度を損なわずに風合いを向上させる特殊加工技術など、現代のトレンチコートの素材にも根強く反映されています。

トレンチコート一覧