
Tシャツ徹底解剖 —デザイン編―
Tシャツ徹底解剖
—デザイン編―
あの人が着るTシャツはなぜかっこいい?
実は奥深いTシャツの世界を全3回で徹底解剖!
近年の酷暑化の影響もあって、あらゆる場面で通用するようになったTシャツ。
休日の公園、遊園地、百貨店でのショッピングはもちろん、レストラン、テレワーク、商談など…ドレスコードがある場面やビジネスシーンでも目にするようになりました。
ところで、すれ違う男性をみかけて、こう思ったことはないでしょうか。
「ただのTシャツなのに、どうしてあの人が着るとかっこいいんだろう?」
知る人は知っている、Tシャツの選び方。
良いTシャツとは? 他と何が違う?
その答えを、是非一緒に解き明かしてみませんか?
初回は「デザイン」に焦点を絞って見ていきましょう!
Tシャツ徹底解剖
—デザイン編―
あの人が着るTシャツはなぜかっこいい?
実は奥深いTシャツの世界を全3回で徹底解剖!
近年の酷暑化の影響もあって、あらゆる場面で通用するようになったTシャツ。
休日の公園、遊園地、百貨店でのショッピングはもちろん、レストラン、テレワーク、商談など…ドレスコードがある場面やビジネスシーンでも目にするようになりました。
ところで、すれ違う男性をみかけて、こう思ったことはないでしょうか。
「ただのTシャツなのに、どうしてあの人が着るとかっこいいんだろう?」
知る人は知っている、Tシャツの選び方。
良いTシャツとは? 他と何が違う?
その答えを、是非一緒に解き明かしてみませんか?
初回は「デザイン」に焦点を絞って見ていきましょう!
用途/印象を決定づける「袖山」の高さ
Tシャツデザインの心臓部と言っても過言ではないパーツこそ「袖山」です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、この部位の形状で、普段着として使うのに心地いい服か、ビジネスシーンで使うのにかっこいい服かを判断できてしまうほど、とても重要なパーツとなります。
袖山は高い/低いと表現され、袖山が高い=立ち姿が綺麗な服 袖山が低い=動きやすい服 という意味になる場合がほとんどです。

袖山が高い(長い)服は、袖が下方向を向き、構造上自然と袖幅も細くなっていきます。
ジャケットの袖付けなどが代表例で、Tシャツにこのパターンを採用する事で立ち姿の美しいシルエットを作り出すことができます。
対して、袖山が低い(短い)服は、袖が横に広がっていき、構造上袖幅も広くなるのが特徴。
「Tシャツ」の名前の由来でもある「T」字に近い服は袖山の低い洋服と言えます。

↑Tシャツの袖の展開図(製図)
平面にすると「袖山」と表現する気持ちがよくわかる

袖山が高いTシャツは下向きに袖が付くため、腕を上げ下げする動作に干渉しやすくなる一方、腕を下げている時には余分な布が脇下などに溜まる事なく、非常にきれいな見た目となります。

袖山の低いTシャツは可動域が広いので、腕を動かしてもつっぱるような感覚を感じにくいのが特徴。
子供を連れてのお出かけや長時間の運転が必要な際は袖山の低いTシャツを選ぶと疲れにくい。
一方で、通常時には脇下を中心に余り布によるシワが寄りがちなので、ジャケットのインナーに選んでしまうと着心地の悪さに繋がってしまうことも。
こうした違いから、袖山の高いTシャツはビジネスシーン向け、袖山の低いTシャツは普段使い向けと、大別する事が出来ます。
実際のプロダクトで見比べてみましょう!
ジャケットのインナーにも大活躍!
袖山高めに設定された美シルエットTシャツ
夏の主力アイテムとして3色展開でご提案する接触冷感Tシャツ「TEC.3 Cool touch T-shirt」
そして、盛夏の強い味方になるシアサッカー素材を用いた一枚「TEC.3 Seer-sucker T-shirt」
「compact(簡素さ)」「convenient(便利さ)」「comfortable(快適さ)」
に主軸を置いたTEC.3シリーズは上下共生地のセットアップが大人気ですが、そのインナーとしてもぜひ採用していただきたいカットソーが同シリーズから登場です。

下方向にスッと落ちていく袖が好印象な接触冷感Tシャツ。
袖山が高いTシャツは袖幅も細めとなるので、全体的にスッキリした印象にまとまるのが魅力です。
Tシャツでありながらくだけた印象にはならない、ビジネスシーンで是非採用したい一着。

横から見ると腕へのちょうどいいフィット具合が良く分かる。
夏用の薄いジャケットを上から羽織っても、シルエットや着心地に干渉しないのは袖山の高いTシャツだからこそです。


袖のデザインはそのままに、シアサッカー生地で仕上げた盛夏用Tシャツ。
最高気温が35℃近くなる日にはTシャツも盛夏物に着替えたい。
一般的にカジュアルなイメージの強いシアサッカー生地ですが、袖山の高い設計に落とし込む事で洗練された雰囲気を纏います。
休日のリラックスウェアに。
風が通り抜けてゆく低い袖山×ゆったりボディ。

腕を上げてなお余裕のある袖付けは、肩肘張らない普段着として採用したい。
袖山の低いTシャツは設計上、袖幅と身幅もゆったりしていくのが一般的なので、肌と洋服の間を風が通り抜けていくようなエアリーな着心地が魅力。

↑横から見ると、袖山の高いTシャツとの袖幅の太さの違いがよくわかる。

全体的にリラックス感漂う雰囲気が魅力なので、ジャケットのインナーというよりは、一枚着でサラッと着こなしたい。
太身のパンツ、サンダル、ミニバッグと合わせれば、爽やかさすら感じる大人の休日コーディネートに。

ポケットにアクセントを持たせたTシャツにも、袖山の低いリラックスシルエットを採用。
前面にプリントやポケットなどのディテールを盛り込むことで上手に視線を誘導。
ゆったり設計でもだらしなくは見えないのは細かな配慮があってこそです。
袖山の違いは後姿の印象も変える。
左の袖山の高いTシャツ(Cool touch T-shirt)は腕に沿ったシワ感の少ない背中を見せるのに対し、右の袖山の低いTシャツ(AQ Honeycomb T-shirt)はゆとりがあって、外側に広がっていくようなシルエットを見せてくれる。

↑同じブランドの同じサイズでも袖山の設計が違うアイテムでは見た目が変わってくる。
「ただのTシャツなのに、どうしてあの人が着るとかっこいいんだろう?」
最初の問いに立ち返ってみましょう。
Tシャツを着た男性とすれ違った時、そこがオフィス街やレストランで、その人がビジネスバックやジャケットを携えていたなら、袖山の高いTシャツを着ているとお洒落だなと感じるかもしれません。

そこが公園やリゾート地で、子供と手をつないでいたりサンダルを履いていたりしたのなら、袖山の低いTシャツを着ていると、素敵な時間を過ごしているなぁと微笑ましく感じるかもしれません。

多くの男性がおそらく気にして選んでいないだろう部位ではありますが、だからこそ、少し目を向けていただくだけで、一味違った審美眼を持つことができそうです。
今回はデザインの面から、素敵なTシャツの理由を探ってみました。
同じサイズの物を選んでいても、デザインの違いで差がつくTシャツ。
シンプルさ故の奥深さを感じていただけたのではないでしょうか。
次回は「縫製」の面から、かっこいいTシャツ姿に迫っていきたく思います!
ぜひまた、アクアスキュータムメンズNEWSコーナーでお会いできればうれしく思います!






