「トレンチコートを着ている時も裾からスカートの繊細なディテールが見えたり、トレンチコートを脱いでもドラマティックな色合いのスタイリングが完成するように考え抜いたパーフェクトな組み合わせです」と今回のコラボレーションについて語る大草さん。
そう話しながら、トレンチコートのベルトをギュッと締めて、フォトグラファーの合図とともに颯爽と横断歩道を渡ります。
トレンチコートの生地感やラグジュアリーな仕立て、思わず振り返って見てしまいそうなプリーツスカートの優雅な揺らめき、そして控えめながらも華やかなニットのキラキラ感。
これらのディテールをより詳しくお伝えするため、今回はムービーも撮影しました。是非、チェックしてください。
Coordinate01: TRENCH COAT
トレンチコートのマニッシュ&ミリタリーなムードを際立たせた秋色コーディネート
「ここ数年でワードローブの中に増えてきたブラックを取り入れたスタイリングです。
カーキは、私にとって"効かせ色"ではなく何にでも合うベーシックカラーのひとつ。
こっくりとした秋色コーディネートにしたかったのでキャラメル色のボトムとブラックタートルを合わせて、バッグ&シューズはバーガンディに。
ベルトをギュッと結んで縦のラインも強調しました」。 ブラックを差し込むことで全体的に引き締まった印象となり、トレンチコートが元々持っているマニッシュなミリタリー感を引き出したスタイリングに仕上がっています。
Coordinate02: SPANGLE KNIT
オン・オフ問わず活躍するジュエリーのようなニットをブラックボトムで引き立たせて
「ドレッシーな一面だけではなく、お仕事の時も着られるニットということをイメージしてスタイリングしました」。
ブラックのパンツと合わせることでワインレッドの色味がグッと引き立ちます。
程よくモード感の漂うクロップト丈なので、ハイウエストボトムとも好相性です。
散りばめられたスパングルがキラキラと輝き、ノージュエリーでも顔まわりは華やかな印象に仕上がります。
Coordinate03: PLEATED SKIRT
パーティーからヨガのレッスンまで、どんなシーンにもマッチするプリーツスカート
「マキシ丈でエアリーなプリーツスカートは、足さばきが気にならないので、実はスニーカーとも相性抜群。
ライダースジャケットやTシャツなど、どんなトップスとも合わせられるので、クローゼットに仕舞い込んでスペシャルな時に着る...というよりは、どんなシーンでも着回してほしいスカートです」。
ブラックやホワイトから、バーガンディやテラコッタまで、コーディネートする色を選ばない、少し青味がかったブルーグレーのスカート。
合わせるアイテム次第で、オールシーズン楽しめる仕上がりになっています。
※コラボレーションアイテムとのスタイリングは大草直子さんの私物とコーディネートしております。
AQUASCUTUMではお取扱いがありませんのでご了承くださいませ。
コラボレーションアイテム一覧はこちらから
これまでのトレンチコートジャーナルはこちらから
NEW TRENCH COAT JOURNAL VOL.1
NEW TRENCH COAT JOURNAL VOL.2
大草直子プロフィール
スタイリスト、WEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」コンセプトディレクター。
1972年生まれ 東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。
雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログを中心に
スタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
近著『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』ほか。
インスタグラム(@naokookusa)も人気。