トレンチと私 Episode:03

アクアスキュータムの代名詞であるトレンチコート
その魅力と着こなしについて、ショップスタッフが語ります

Profile & アクアスキュータムとの出会い

真木 聖　169cm
AQUASCUTUM MEN
大丸東京店

英国ブランド「Kent & Curwen」の立ち上げから携わり96年に早期退職しましたが、ブリティッシュブランドに関わりたく、97年にアクアスキュータムに販売職として入社いたしました。 03年からは丸の内本店店長としてメンズ・レディースを6年間担当し、現在は大丸東京店でメンズの販売に携わっております。　アクアスキュータムで24年が過ぎ、日々アクアスキュータムのブランド向上と啓発につとめております。

なぜアクアスキュータムのトレンチなのか

トレンチコートは100年以上の歴史があり、流行に左右されずオンオフ兼用できます。「AQUASCUTUM」のブランド名は「AQUA＝水」「SUCUTUM＝盾」の造語であるように、撥水力が高く、また防風・防寒性も高く様々な気候に対応できます。
「KINGSWAY」「ROVER」などのクラシックモデルを中心に、170年の歴史の中のアーカイブデザインをモダナイズした復刻モデルなどがあります。 新しくデザインされたものではなく、歴史に裏打ちされたものが数多くあるのがアクアスキュータムなのです。

アクアスキュータムのトレンチコートにはその起源から受け継ぐ、重要なディティールがあります。内側のマガジンポケットはトレンチ登場当初は軍事地図を入れていましたが、その後新聞、雑誌に変り、現代ではタブレットを格納出来ます。ボタンは厚い水牛釦、着用年数により生地と共に風合いが増していきます。裏地のクラブチェックは45年前に発表されて以来、アクアスキュータムの輝くシンボルとなっています。

着用してわかる良さ・おすすめポイント

適正なサイズ、シルエットを選べば着心地もとても良く、ビジネス、プライベートに心地良さと満足感が味わえます。型崩れもしづらく、ご自身と共に年数を重ね、風合いが増しエイジングが楽しめるのもいいところ。デザインの普遍性により廃れることがなく、永く着用することで良い意味でのこなれ感が生まれ、世界で１つのコートとなります。

雨、風、雪、晴れ、曇りと全天候、ビジネスだけでなくカジュアルシーンも、いつどんな時でもご愛用いただけるのがアクアスキュータムのトレンチコート。 また、ホテル、レストラン等でアクアスキュータムのコートを預けた時からサービスの対応が上がった、というお声も頂きます。

ロイヤルホワイトのKINGSGATE　SLIMモデルをオリジナルカスタム。手持ちのネイビーのトレンチからパーツ交換し、モダンなバイカラーに。ピンズもプラスしたこんな遊び心のあるアレンジが大人でも楽しめるのは、定番で普遍的なアイテムのトレンチコートだからこそ。

インはTEC3ジャージーのスリーピースをベースにタータンチェックやソックスで赤を効かせたモダンブリティッシュスタイル。靴下もアクアスキュータム。ちらりと見えるソックスに気を配るとぐっとお洒落に見えます。ホワイトスニーカーでジャケット＆トレンチスタイルも軽快に、プレイフルにファッションを楽しむのがMYトレンチスタイル。

モスグリーンのKINGSWAY　WYNCOLに、インナーはベージュのタートル、ウールシルクストールとブルーデニム。それだけならシンプルシックな大人のカジュアルスタイル。

そこにコートのグリーンとリンクしたベレー帽、眼鏡、ソックスを合わせたトーナルカラーコーデ。アクアスキュータムの“A”がアクセント。長年愛用する自分だけのトレンチコートですから、着こなしも自分らしく自由に。どんなスタイルも受け止めながら、上品さや品格を失わないのがトレンチコートの良さでもあります。

"KING OF COAT"コートの王様

アクアスキュータムのアイコンである英国製KINGSWAY、シンプルに着るだけでもとても雰囲気があります。ネイビーは単色ではなくネイビーとブラックの交織で、光の当たり具合で色の変化を楽しめます。

素材の上質感、色合いの奥深さ、ディテールの機能性、快適な着心地。どんな日のどんなシーンにも寄り添い、満足感と安心感をもたらしてくれる 。 10年、15年と、良い物を長く、愛着を持って着用出来るのがアクアスキュータムのトレンチコート。時代を超え、年代や性別をも越えた（TIMELESS、AGELESS、GENDERLESS)　 まさに"KING OF COAT"コートの王様なのです。