ENGLISH DRAPE ~NEW BUSINESS STYLE~ vol.2
- Profile
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竹田真敏
2020SSコレクションより
Aquascutumの企画に参加。
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竹田真敏
2020SSコレクションより
Aquascutumの企画に参加。
リニューアルしたアクアスキュータムのスーツの魅力を語る特集のvol.2。 今回は、新たにスーツを「進化」させたデザイナー・竹田真敏にファッションについて、そしてアクアスキュータムの "NEW BUSINESS STYLE" についてインタビュー。 重要なのは「変化ではなく進化だ」、と語るデザイナーの言葉から、長い歴史を受け継ぎ、進化し続けるアクアスキュータムの姿が見えました。
まず竹田さんご自身について伺いたいと思います。ファッションデザイナーを志したきっかけは何でしたか?
実は高校生のときに、デザイナーになるか・役者になるか迷っていた時期がありました。ただ子供の頃からモノ作りが好きだったので、じゃあデザイナーかな、と桑沢デザイン研究所という専門学校に入学しました。 最初は安易な理由から目指したところもあったけど、勉強していく中で周囲の学生たちから刺激を受けて、本気でデザイナーになりたいという気持ちが強くなりましたね。
竹田さんご自身にとってファッションとはどのようなものなのでしょうか?
衣食住の「衣」だから、生活に欠かすことのできないものだし、着る人の個性を演出するものだと思っています。 着なければいけないものだけど、なんでもいいわけじゃないんですよね。
アクアスキュータムは1851年に創業した英国のブランドですが、英国スーツスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか?
ブリティッシュスタイルや英国スーツといえば、高級感・伝統・重厚感・・などが一般的によく言われてますよね。 ただ、近年は「モダン・ブリティッシュ」という言葉を耳にすることが多くなりました。 英国の文化に他国の文化の良さを取り入れて織り交ぜた、新しいブリティッシュスタイルのことですが、長い歴史があるアクアスキュータムも昔のままであり続けるのではなく、現代人に幅広く受け入れられる要素を取り入れて、「新化」していく必要があると考えています。 もちろん、服のデザインやディテールにはそれぞれ意味があるものだから、そういう面では伝統は残していくけれど、あくまでコンテンポラリーで、今の時代に合った「モダン・ブリティッシュスタイル」を作っていかなければならないと考えています。
アクアスキュータムは2021年にブランド170周年を迎えます。今後に向けての展望をお聞かせください。
アクアスキュータムは、170年もの長い間多くの人々に支持されてきたブランド。残ってきたということは理由があるんですよね。 その伝統や歴史を受け継ぎながら、「変化」ではなく「進化」していかなければいけないと考えています。 スーツを仕事で「着なければならない」という方も多いかもしれませんが、アクアスキュータムのスーツは「着たい!」という気持ちになれるものであるように・・・これからもそんなモノ作りをしていきたいです。
そこから30年以上もデザイナーとして活躍されていますが、どのようなときにやりがいを感じられますか?
やっぱり自分がつくったモノをお客様に気に入っていただけて、喜んで着てもらえることが一番うれしいですね。評価するのはお客様なので、自分たちが本当に良いと思ってつくったモノを、お客様にも良いと思ってもらえたら。
それでは、ここから今回の本題である「BUSINESS STYLE」のお話に入っていきたいと思います。まず、男性にとってスーツとはどのような存在だと考えますか?
私は男性にとってスーツというのは、「最強のドレスアップアイテム」だと考えています。一番素敵で格好いいアイテムであり、男性にとって武器にもなる。だからこそデザイナーとしてもそこに一番こだわっていきたいし、ブランドの顔として力を入れていきたいです。 もちろん、仕事に着ていくという人が大半だと思うけど、アクアスキュータムのスーツは単なる仕事のユニフォームにしたくない。おしゃれできちんと見え、いつもと違う自分になれるものであるべきだと考えています。お客様がここぞ!というときにクローゼットから取り出す一着であってほしいですね。
アクアスキュータムのNEWスーツは、世の中に数多くあるスーツと何が違うのでしょうか?
アクアスキュータムのスーツの大きな特徴は、「軽さ」と「やさしく包み込む丸みを帯びた服」であるということ。生地の風合いを活かすため、「BUCKINGHAM」モデルでは身頃に接着芯を使用しないフルキャンバス仕様にこだわっています。 スーツはコンフォートでなくてはならないと考えているので、昔のままの毛芯でがっちりと固まった重厚感のあるものではなく、着ていて疲れないものを目指しています。 お客様の今のニーズをキャッチし、素材の選定から、毛芯と生地との組み合わせ、型紙、縫製の技術・・・すべてにこだわりをもってはじめてひとつのスーツが完成するのです。 より多くの方に着ていただけるように、サイズの面や着用感も「深化」させているので、ぜひ実際に袖を通して、アクアスキュータムのスーツの良さ、他との違いを体感していただきたいですね。
まず竹田さんご自身について伺いたいと思います。ファッションデザイナーを志したきっかけは何でしたか?
実は高校生のときに、デザイナーになるか・役者になるか迷っていた時期がありました。ただ子供の頃からモノ作りが好きだったので、じゃあデザイナーかな、と桑沢デザイン研究所という専門学校に入学しました。 最初は安易な理由から目指したところもあったけど、勉強していく中で周囲の学生たちから刺激を受けて、本気でデザイナーになりたいという気持ちが強くなりましたね。
そこから30年以上もデザイナーとして活躍されていますが、どのようなときにやりがいを感じられますか?
やっぱり自分がつくったモノをお客様に気に入っていただけて、喜んで着てもらえることが一番うれしいですね。評価するのはお客様なので、自分たちが本当に良いと思ってつくったモノを、お客様にも良いと思ってもらえたら。
竹田さんご自身にとってファッションとはどのようなものなのでしょうか?
衣食住の「衣」だから、生活に欠かすことのできないものだし、着る人の個性を演出するものだと思っています。 着なければいけないものだけど、なんでもいいわけじゃないんですよね。
それでは、ここから今回の本題である「BUSINESS STYLE」のお話に入っていきたいと思います。まず、男性にとってスーツとはどのような存在だと考えますか?
私は男性にとってスーツというのは、「最強のドレスアップアイテム」だと考えています。一番素敵で格好いいアイテムであり、男性にとって武器にもなる。だからこそデザイナーとしてもそこに一番こだわっていきたいし、ブランドの顔として力を入れていきたいです。 もちろん、仕事に着ていくという人が大半だと思うけど、アクアスキュータムのスーツは単なる仕事のユニフォームにしたくない。おしゃれできちんと見え、いつもと違う自分になれるものであるべきだと考えています。お客様がここぞ!というときにクローゼットから取り出す一着であってほしいですね。
アクアスキュータムは1851年に創業した英国のブランドですが、英国スーツスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか?
ブリティッシュスタイルや英国スーツといえば、高級感・伝統・重厚感・・などが一般的によく言われてますよね。 ただ、近年は「モダン・ブリティッシュ」という言葉を耳にすることが多くなりました。 英国の文化に他国の文化の良さを取り入れて織り交ぜた、新しいブリティッシュスタイルのことですが、長い歴史があるアクアスキュータムも昔のままであり続けるのではなく、現代人に幅広く受け入れられる要素を取り入れて、「新化」していく必要があると考えています。 もちろん、服のデザインやディテールにはそれぞれ意味があるものだから、そういう面では伝統は残していくけれど、あくまでコンテンポラリーで、今の時代に合った「モダン・ブリティッシュスタイル」を作っていかなければならないと考えています。
アクアスキュータムのNEWスーツは、世の中に数多くあるスーツと何が違うのでしょうか?
アクアスキュータムのスーツの大きな特徴は、「軽さ」と「やさしく包み込む丸みを帯びた服」であるということ。生地の風合いを活かすため、「BUCKINGHAM」モデルでは身頃に接着芯を使用しないフルキャンバス仕様にこだわっています。 スーツはコンフォートでなくてはならないと考えているので、昔のままの毛芯でがっちりと固まった重厚感のあるものではなく、着ていて疲れないものを目指しています。 お客様の今のニーズをキャッチし、素材の選定から、毛芯と生地との組み合わせ、型紙、縫製の技術・・・すべてにこだわりをもってはじめてひとつのスーツが完成するのです。 より多くの方に着ていただけるように、サイズの面や着用感も「深化」させているので、ぜひ実際に袖を通して、アクアスキュータムのスーツの良さ、他との違いを体感していただきたいですね。
アクアスキュータムは2021年にブランド170周年を迎えます。今後に向けての展望をお聞かせください。
アクアスキュータムは、170年もの長い間多くの人々に支持されてきたブランド。残ってきたということは理由があるんですよね。 その伝統や歴史を受け継ぎながら、「変化」ではなく「進化」していかなければいけないと考えています。 スーツを仕事で「着なければならない」という方も多いかもしれませんが、アクアスキュータムのスーツは「着たい!」という気持ちになれるものであるように・・・これからもそんなモノ作りをしていきたいです。