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2019SS SPECIAL COLLABORATION JOURNAL Vol.1
〜スペシャル対談:ブリティッシュスタイルの楽しみ方〜

2019SS SPECIAL COLLABORATION JOURNAL VOL.1
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2019SS SPECIAL COLLABORATION JOURNAL Vol.1
〜スペシャル対談:ブリティッシュスタイルの楽しみ方〜

師走も中盤を過ぎた頃、都内のスタジオに集まったのは、スタイリストの大草直子さんと望月律子さん、エディターの三尋木奈保さんの3人。
今回、「アクアスキュータム」の真骨頂ともいえる「ブリティッシュスタイル」をテーマに、それぞれがコラボレーションアイテムを制作するというスペシャルな企画が実現!
というわけで、まずは3人が考える「ブリティッシュスタイル」について、とことん語っていただきました。
今、最も注目を浴びる人気スタイリスト・エディター3人による“オシャレ談義”には、大人の女性を素敵に演出するヒントが盛りだくさん!
ぜひ、参考にしてみてください。

◆「ブリティッシュスタイル」
と聞いて思い浮かぶモノは?

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三尋木奈保さん(以下、三尋木) : やっぱりトレンチコートかしら?

望月律子さん(以下、望月) : うん、あとはスカーフやローファーなど……。

大草直子さん(以下、大草) : そうだよね。もともと英国軍のミリタリーアイテムが一般に広まった、みたいなのがイメージしやすい。トレンチしかり、ピーコートしかり。そういうの、面白いよね。

三尋木 : トレンチコートって、女性のファッションの原点だと思うんです。その時代によって丈が長めだったりドロップショルダーだったりいろんなスタイルがありますよね。
だから、もう今までの人生で、7〜8着のトレンチコートは着ていると思う。年齢とか、好きなテイストやトレンドとか、自分と向き合いながらオリジナルのオシャレを楽しむことができるアイテムですね。

望月 : そう考えると、“男か女か”っていう垣根を越えているというか。

大草 : すごいオーセンティックでありながらも、人によって着こなし方が全然違うところがトレンチコートの面白いところでもあるよね。雰囲気もガラッと変わるし。ジェンダーフリーなところが今っぽいよね。

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三尋木さんが参考にするのは、老若男女問わず様々なトレンチスタイルの着こなしが詰まった「THE TRENCH BOOK」。

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三尋木 : 同じものをこの3人で着ても、全然違って見えるよね。

望月 : 私の場合、ブリティッシュスタイルと聞いて思いつくのは、学生時代によく聞いていた、UKロックかな。ブラーやオアシス、プライマル・スクリームなどが好きで、当時はいつも聴いていたの。

大草 : 洒落てる〜!

望月 : 友達の影響が強くてね。

三尋木 : それは、ボーイフレンドだわね(笑)。

望月 : 違いますよ~(笑)。UKロックに関しては、ミュージック自体はもちろんだけど、彼らが着ていたファッションがとても好きで。ピーコートのボタンを一番上までしっかりと留めて襟を立てたり、クルーネックニットをジャストサイズで着たり…。ある意味“可愛い”着方をしていたのが新鮮だった。演奏するミュージックはロックなのに、着こなしがきちんとしているんだよね。

三尋木 : わかる。Tシャツの着方もアメリカとは、なにか違うよね。

望月 : そうそう。ラフでストリートテイストなんだけど、どこかクリーンなイメージが漂っているの。メンズなのに可愛いって印象を受けたのを覚えてる。

大草 : 私は、ブリティッシュスタイルといえば、やっぱりジェーン・バーキン。イングランドで育った厳格なミドルクラスを思わせるベーシックスタイルが、パリで花開く…みたいなところが好き。生粋のパリジェンヌじゃないってところにもすごく惹かれるな。

◆「チェック柄」を素敵に着こなすコツとは?

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望月さんが学生時代から大切にしているblurやoasisのCD。 CDプレイヤーを持たなくなった今も、捨てられずにいるそう。

望月 : チェック柄って、結構難しい柄だと思うの。トラッドの学生的な部分を良くも悪くも表現できる柄でもあって、それをいかに大人の女性が艶っぽく取り入れるかを考えながらスタイリングするのが私は楽しくて。
どういう柄や配色を選ぶのか、どんなアイテムと組み合わせるのか、どうやって味付けするのか…。奥行きがあって面白い柄だと思うな。
チェック柄は、トレンドでもあるけれど、若い頃とは違う大人の女性ならではの楽しみ方があるなと最近は感じてる。
それぞれ自分らしい着こなしを見つけて欲しいと思いますね。

大草 : チェック柄は大きい方がカジュアルに見えて、小さい方が無地っぽくて合わせやすいけれど、ぼんやりして見える、というデメリットもあるよね。ただ、大きいチェック柄は、柄自体にカラーコントラストが生まれるから着ると輪郭がグッと引き締まるというか…シンメトリーな骨格をつくってくれる。ちょっとマニッシュな印象になるから、ワンピースだったりスカートといったアイテムを選んでも、マダムっぽくなったり老けたりしないのが、チェック柄の良いところだと思うな。

三尋木 : 今回、私はコラボアイテムにスカートを選んだのだけど、チェック柄もタイトになると、ときにコンサバ感が強すぎるというか…地味に見えてしまう可能性もあるじゃない? だから、“老けないチェック”をとても意識して柄を選んだの。

大草 : (三尋木さんが選んだ)チェックは絶妙だよね!キャメルの分量も程よいし、ホワイトが入っているから、フレッシュな感じがする。

望月 : 見た瞬間に「これ可愛い!」って思った。ハッと目を引くエレガントなチェック柄だよね。

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◆今回のコラボレーションアイテムについて

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大草 : 三尋木さんはスカート、律っちゃん(望月さん)はジャケット、私はワンピースを作ったわけだけど、それぞれの個性が反映されていて、実際に本人が着るとそれぞれの個性が反映されていて、すごく素敵。

望月 : みんな好きなモノは近いんだけど、突き詰めると違う。「チェック」、「ブリティッシュ」というキーワードでアイテムを作っても、個々の着眼点やそれぞれの個性、ムードがうまく落とし込まれていて、最終的に全然違うコラボレーションアイテムが出来上がったよね。
だから、作るものはかぶらないけど、組み合わせるとハマるんだと思う。たとえば今回私が作ったジャケットに三尋木さんのスカートを合わせても素敵だし、大草さんのワンピースに肩掛けしてもかっこいいし。結果、そうなったというか…。

三尋木 : うんうん、合うね!

大草 : 確かに、それいい! プライベートでも、そのジャケットのような役割だよね。律っちゃん、いつも私たちのバランスを取ってくれるバランサーだから、生み出すアイテムにも反映されてるよね!

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ジェーン・バーキンの写真集は、大草さんのスタイリングにおけるバイブル的存在。

次回の2019SS SPECIAL COLLABORATION JOURNAL Vol.2
(1月30日(水)アップ予定)では、
完成したコラボレーションアイテムの全貌をご紹介。
お楽しみに!

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大草直子 | Naoko Okusa
スタイリスト

スタイリスト、WEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」コンセプトディレクター。 1972年生まれ 東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。 雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログを中心に スタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。近著『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』ほか。 Instagram @naokookusa

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三尋木奈保 | Naho Mihirogi
ファッションエディター

ファッション雑誌『Oggi』や『Marisol』を中心に活躍する人気ファッションエディター。
2013年に出版した『My Basic Note:ふつうの服でおしゃれな感じのつくり方』は12万部のロングセラー。
現在は雑誌編集のほか、アパレルメーカーとつくるコラボ商品も毎回大人気で売り切れ続出。
2018年に発売された2冊目となる『My Basic Note Ⅱ ”きちんと見える”大人の服の選び方』も大好評を博している。

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望月律子 | Ritsuko Mochizuki
スタイリスト

女性ファッション誌を中心に、WEB、カタログなどで幅広く活躍。さらにトークイベントやブランドとのコラボアイテムの開発など、活動の場を広げている。
ベーシックでありながら洗練されたスタイリングは、特に働く大人の女性から支持を集める。
オシャレの指南書『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス刊)も大好評。 Instagram @ritsukomochizuki