ーAquascutumの
トレンチコートと大草直子さんとは?
Aquascutumのトレンチコートは、モードやドレッシーなスタイルも、もちろんカジュアルも、なんでも受け止めてくれるマルチプレイヤー。
私にとって“時短アイテム”であり、頼れるアイテムなんです。
迷ったらトレンチコート、というくらい、私のスタイリングには欠かせないアイテムです。
ー今回のコラボレーションはどんな内容に?
トレンチコートと、それにマッチするスカートとニットを作りました。
ベーシックなアイテムは、ベーシックなシルエットが一番良いと思っているので、トレンチコートはスタンダードモデルより着丈を9cmほど長くしただけ。このマイナーチェンジが、トレンチコートにモードな雰囲気をプラスしてくれます。
着ていただいたらわかると思うのですが、意外とありそうでない丈感。
定番のトレンチコートをすでにお持ちの方も、この少し長めの丈ならばスタイリングが一新されますよ!
トレンチコートは、もともとミリタリーウェアとして誕生したものなので、ちょっとマニッシュでクールなイメージがあります。 でも、このハチミツ色のようにこっくりとした、私の大好きな“ハニーベージュ”なら、カジュアルにも、オフィスにも、ドレスアップした時にも着ることができます。
スタンダードモデルより9cmほど丈を長くしたので、トレンドのミディ丈のスカートやガウチョパンツなどと絶妙なバランスを楽しんでいただけるのが特徴。 ラグランスリーブなので女性らしいショルダーラインを描いてくれますし、デザインの効いた、ポイントのあるドロップショルダーなどとも相性抜群。 どんなアイテムとも合わせやすいと思います。
シャギー感のあるニットを合わせて少し華やかさをプラス。 ディナーなどにはもちろん、これからのパーティシーズンにも
活躍してくれるコーディネートです。タイツもグレーをセレクト。あえてどこにもブラックを使わず、程よい軽やかさを添えて。
この時、トレンチコートは着るのではなくて、肩にかけて羽織るのがポイント。 トレンチコートは袖を通すか通さないか、腕をまくるか、ボタンをどうするか、ウエストベルトを結ぶか・・・ ちょっとしたことでガラリと表情が変わるアイテムです。ぜひ、着こなしに合わせて色々と着方を変えて楽しんでもらいたいです。
Aquascutumの象徴的なデザインのひとつである、クラブチェック柄を採用しました。ブリックカラー、ネイビー、バニラと今シーズンのキーカラーが含まれていてトレンドも感じられる柄なんです。 チェックのピッチを大きくし、微光沢のある素材をチョイス。ウエストにはテープをあしらい、トップスのイン&アウト両方を楽しめるようデザインしました。 長めの丈でフェミニンなフレアシルエットのスカートは、オンオフを問わない”デスクto ディナー”アイテムです。
ほのかに光沢のある素材&長めの丈で、ドレッシーなムードのスカート。マットなざっくりニットを合わせることでマテリアルのコントラストが楽しめます。 コンサバになりがちなコーディネートを、ヌーディなパンプスとカゴバッグで少しハズしたスタイリングに仕上げました。
トレンチコートは中に着るトップスの襟元を選びませんが、デコルテが一番キレイに見えるボートネックにしました。 袖にはAquascutumのロゴの一部にもなっているクレスト(=紋章)をあしらったボタンをアクセントとしてプラス。 身幅に関しては何度も見直し、ボトムにインしてもアウトしてもキレイに見えるシルエットに。 このニットはインナーとして着ても、中にシャツなどをレイヤードしても◎。どんなスタイリングにも使える万能ニットです。
縦長シルエットを意識したエレガントなスタイリング。このボートネックニットは、“茄子紺”と言われるような、英国らしいブラックに近いネイビーなので、 実はブラックと合わせてもすごくカッコよく決まります。程よい肉感がありながら、分厚くもないので、タイトスカートにインして着ることも可能です。 足元はチャンキーヒールを合わせてポイントに。
ややハイウエストのデニムにボートネックニットをインして、ウエストにポイントを置いたスタイルに。襟元にはストールをプラスしました。 ストールやパールなどのネックレスの先端を襟元に隠して少しだけ主張させるようなアレンジもボートネックだと楽しめます。 ネイビーというキャンバスは、色々なカラーを受け止めてくれるので、グリーンやテラコッタ、マスタードイエローなど少し難しそうなカラーの入ったフリンジストールも、さらりとサマになります。
※コラボレーションアイテムとのスタイリングは大草直子さんの私物とコーディネートしております。
Aquascutumではお取扱いがありませんのでご了承くださいませ。
Profile
大草 直子
Okusa Naoko
WEB マガジン「mi-mollet(ミモレ)」編集長、スタイリスト
大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。
雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
現在はWEB マガジン「mi-mollet(ミモレ)」( http://mi-mollet.com/ )の編集長を務める。